ゲーム会社大手に就職する為の8つのポイント

ゲーム業界全般

特に、新卒から同じ会社に勤めており
転職が初めてという方には是非目を通して頂きたい内容です。

実際にいざ転職をしてみようとなると難しいものです。
企業の採用ページを見たり、年収をチェックしたり、書類を作ったり面接に行ったり、、
非常に時間と労力がかかります。

この記事では、少しでもそういった労力を減らすために
最短の道をご紹介したいと思います。

筆者はゲーム業界に15年以上在籍し、面接官としての経験も豊富にあります。
勿論転職の経験もありますし、今回紹介するエージェントを利用したこともあります。

そんな筆者の目線から、読者に応じた転職のロードマップをご紹介したいと思います。
早速結論から申し上げますと、「最大のポイントは自分が何を重要視するか認識する」という事です。
ここから全てが決まります。では掘り下げて参りましょう。

①【最重要】自分が何を重要視するか認識する

これが最も大事な点です。

あなたがもし転職したいとして、何を重視しますか?

お金でしょうか。時間でしょうか。やりがいでしょうか。通勤時間でしょうか。

これをしっかりと考えた上で転職活動しましょう。
ゲーム業界に限った話ではありませんね。

では仮に、お金を重要視したとします。
参考に、ゲーム業界の年収についてまとめた記事はこちらになります。

もしあなたが年収を重視するのであれば、さらに掘り下げる必要があります。
まず何年勤める予定か。
初年度の金額は高くても、年を取るにつれ昇給額が少なく感じる会社もあります。
逆に初年度は低くても、いきなりぐんと上がる可能性のある会社もあります。
最低でも何年、最高だと何年勤めるかの目星をまずつけてみましょう。

次にどこに住むか。
一部ではありますが、住宅補助の出る会社があります。
そうなると、補助の出る範囲で住めば、多少家賃が高くても良いと感じるかもしれません。

そして雇用形態はどうするか。
必ずしも正社員が最も高いという訳ではありません。
フリーランスや場合によっては契約社員の方が高いというケースもあります。
雇用形態についてはこちらの記事でまとめてありますので併せてご覧ください。

以上のように、一言で給与重視と言っても
考えるべき点は沢山あるのです。
これらを全て自分の中で理解し、頭の中から引き出せるようになることが転職活動の第一歩です。
自分で納得できるまで、何度も頭の中で整理しましょう。

②初めての転職ならエージェントサービスを利用する

もしあなたが初めて転職活動をするのであれば、
エージェントサービスを利用する事をお勧めいたします。
これは、「エージェントを使って内定を得る」ではなく、
「ひとまずエージェントとは何かを体感する」という事です。

基本的に転職エージェントは無料のものが多いです。
一部、月額1000円程必要なものもありますが、
ほとんどは無料で利用することができます。

ひとまず無料で利用してみて、自分に合わないと思ったら辞める、
これくらいの気持ちで始めるのも良いでしょう。
エージェントを挟むメリットデメリットは、こちらの記事で詳しく解説しています。

初めての転職でしたら、自分の強みをプロが分析してくれます。
また、志望動機に合わせて様々な求人票を用意してくれますし、
新しい情報が入ればすぐに共有も可能です。

何と言っても、第三者に対して自分の考えを発することによって、
自分の頭の中が整理されるのも大きなメリットと言えるでしょう。

実際にどの様なエージェントがあるかはこちらの記事でご紹介しています。
併せて是非ご覧ください。

③企業の採用ページを定期的にチェックする

ゲーム業界は他業種から見ても流れの速い業界です。

例えばPlaystationなどは数年おきに入れ替わっていますが、
その度に作り方やグラフィックレベルが大きく変わります。

ドットが3Dになったり、3Dが映画の様になったり、
働き手としては常に流れに対応する力が求められます。

当然、企業としては時代に応じるべく
常に新しい人材を求めています。
いつ、どの企業があなたが持っているスキルを求めるか分かりません。

ですから、常に企業の採用ページには目を光らせたい所です。
実はかなりの頻度で採用情報は移り変わっています。
求人がまとめられているサイトよりも、
公式の採用ページを常にチェックすることをおすすめします。
そこに無い情報に関しては、先ほどお伝えした転職エージェントの力を借りるのも良いでしょう。

④ポートフォリオは最新にした上で、最も自信のあるものを最初に持ってくる

もしあなたがデザイナー(アーティスト)で転職活動をするのであれば、
ポートフォリオの冒頭に最も自信のある作品を載せましょう。

見る側も、冒頭に自信のあるものが来ると思って見ます。
動画にしろ紙媒体にしろ同じです。

また、動画で作品をまとめる場合は総尺1分程度にしましょう。
稀に3分を超える方もいますが、長いです。
長くても1分半程度に収める事をおすすめします。

見る側としては、「内容を簡潔にすること」を求めます。
無駄が多いとどうしてもその人の印象を下げてしまいます。
かといって、内容をスカスカにしなさいという訳ではありません。
皆さんのキャリアが分かりやすく簡潔にまとまっているのが理想ですね。

⑤その企業のゲームをやるべきかどうかは、企業によって違う事を知る

面接時によく聞かれる質問として、
「弊社のゲームはやったことがありますか?」
というものがあります。

筆者の体感としては、当然yesと答える人の方が多く感じます。
もちろんnoと答える人もいます。

必ずしも「やったことがあります」と答えた方が良いのでしょうか。
正解は、「会社による、そしてそこを重視する面接官も一定数居る」です。

もし、あなたがある程度興味のある会社に面接を受ける際は、
その会社のゲームをある程度こなしておくことをおすすめします。
(やり込む必要はありません)

個人的な意見としては、その会社のゲームをするかどうかは
その人の働きぶりに直結する割合は多くないと思います。
実際にそこを重視しない企業もあります。
ですが、やっておく事を前提として話す面接官もいますので、注意しましょう。

⑥企業の組織情報を知る

この点を考慮していない人も多いかもしれません。

ゲーム業界の場合、バックオフィス業務を除くと
大きく2つに分けられます。

1つは「1つの大きな組織から派遣する形で様々なプロジェクトに参加するタイプ」
もう1つは「1つの大きな組織内でプロジェクトを完結するタイプ」です。

前者のメリットとして、
様々なプロジェクトを経験したい人はフィットする可能性があります。
デメリットは、興味のないプロジェクトに派遣される可能性があります。

後者のメリットとして、
自分がやりたいプロジェクトを最初から希望し、それが通った場合は
そのプロジェクトに集中することが出来ます。
デメリットは、その組織以外の仕事が出来ない点です。

なぜこの様な分析をするのかというと、
転職動機が「タイトル重視」か「会社重視」によって大きく変わるからです。

もし動機が「タイトル重視」であれば、「派遣型の組織」はリスクがあります。
なぜならプロジェクトを変えられてしまう可能性があるからですね。

「会社重視」であればどちらの組織タイプでも問題ありません。
その様な場合は、自分が企業のタイトルで働きたい意欲を見せつつ、
どの様なプロジェクトにも貢献したい意思を見せるのが良いでしょう。

技術の速さもさながら、流動的な組織編制もゲーム業界の特徴です。
転職活動をするのであれば、常に最新の情報を抑えておきたい所です。
最新のゲーム業界の事情はこちらの記事でご紹介していますので
ご興味のある方はご覧ください。

⑦雇用形態は企業によって特徴があることを認識する

この点はゲーム業界に限った話ではありません。

雇用形態は大きく分けて4つあります。
正社員、契約社員、派遣社員、業務委託契約です。

まず法律的に違う点があります。
例えば正社員、契約社員、派遣社員には労働時間の制約がありますが、
業務委託契約にはありません。本人の自由です。

こういった明確な違いは前提として、
企業によって雇用形態の特徴があります。

例えば正社員と契約社員の年収です。
ほぼ同じスキルやキャリアの人がいたとして、
1人が正社員、もう1人が契約社員とします。

この際、年収で明らかに差をつける企業と、そうでない企業があります。
概ね正社員の方が年収が高いですが、ほぼ同額という場合もあるという事です。

企業によっては、契約社員の方が正社員より高いケースもあります。
本当にこの辺りは様々です。
以下の記事をご参考に、会社の特徴を情報収集する事をおすすめします。

⑧【次に重要】クリエイティブといっても、結局は政治である事を受け入れる

断言します。

いくらクリエイティブなゲーム業界と言っても、結局大企業は政治です。

もう一度申し上げます。結局は政治です。そしてこれは悪い意味ではありません。

まず、人が組織を形成する以上、政治は生まれます。
「根回し」「取り入り」「付き合い」「ちょっとした一言」そういった物全てが人間関係を構築します。

もしあなたが新人のデザイナーで、これからどんどん経験を積むぞ!という場合は
一切気にしなくて大丈夫です。
ですがそれ以外の場合、結局は政治に巻き込まれます。

そうなった場合の選択肢は主に3つ
「①無視して気楽に働く」「②そこそこ意識しながらも適度に受け流す」「③がっつり政治に振り回される」
これしかありません。

なぜこんな事を書くかと言いますと、
政治を無視してしまうと
「入社する前に聞いていた話と違う!」と勘違いしてしまうことが多々あるからです。

自分はただゲームを作りたいだけなのに、
画を描きたいだけなのに、プログラミングをしたいだけなのに、
そういった気持ちも分かります。
ですがビジネスとしてやっていく以上、プロジェクトの変更や終焉、
急な組織改革、謎の人事、そういった要素は常に付きまとうのです。
筆者が経験したゲーム会社、または信頼できる人から聞いた会社の話において
こういった政治の話が出ない職場は皆無です。

ですので、入社前に思い描いていた理想を強く過信しすぎず、
冒頭でお伝えした「何を重要視するか」を再確認しましょう。
もし「どうしても面白いマリオが作りたい」と考えて転職し、
見事任天堂に合格したとしても、マリオが作れなくなる場合もあるわけです。
そこで「本当は自分はマリオが作りたい訳ではなく、面白いゲームが作りたいだけだった」と気付くかもしれません。出来ればそういった自己判断は転職前に済ませたいですよね。

何度も書きますが、ビジネスである以上急なプロジェクトの頓挫や人員改革は避けられません。
大事なのは、ある程度のリスクとして認識し、行動する事です。

ゲーム業界の特徴を知って効率的な転職活動を

いかがでしたでしょうか。

今回はゲーム業界における転職活動におけるポイントをご紹介いたしました。
実際の所、ゲーム業界は他業種に比べても転職しやすいフィールドではあります。
分かりやすいスキルセットや、キャリア形成があればうまくいく場合も多いでしょう。

もしご自分にそういった経験やスキルが足りないと思うのであれば、
今の環境で力や経験を踏むか、全く新しい環境で学びなおすか、一度転職エージェントに相談するかが良いでしょう。

特に未経験の方は、ゲーム業界がどういう場所かを調べる所から始めた方が良いでしょう。
こちらの記事では、そんな方向けにゲーム業界のメリットデメリットを説明していますので、是非ご覧ください。

ぽっこら

ぽっこら

一般企業→映像業界→ゲーム業界 主にCGデザイナーとして様々な会社で働いてきました。 ゲーム業界に入りたい方、ゲーム業界で転職したい方の参考になれば幸いです。

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一般企業→映像業界→ゲーム業界 主にCGデザイナーとして様々な会社で働いてきました。 ゲーム業界に入りたい方、ゲーム業界で転職したい方の参考になれば幸いです。

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